よみきかせのヒント

3歳・4歳・5歳におすすめの昔話20選|年齢別の選び方

🗓 2026-09-02 更新🧒 3〜6さいのおうちの方へ

3〜6さいのお子さまに昔話を読むなら、「年齢」よりも「こわい場面があるか」「くり返しの音があるか」で選ぶとうまくいきます。3さいは音のくり返しが多い話、4〜5さいは気持ちを考える話、5〜6さいは別れや正直さを扱う話。この記事では、ひまり姫の38話から20話を年齢別に並べ、よみきかせ時間とこわい場面の有無をまとめました。

年齢で選ぶより、「3つの目印」で選ぶ

書店の絵本には「3歳から」と書かれていますが、同じ3さいでも、こわい話が平気な子と、鬼が出るだけで泣いてしまう子がいます。ひまりスタジオで38話の3Dえほんを作りながら分かったのは、年齢よりも次の3つで選ぶほうが外さない、ということです。

① くり返しの音があるか。「どんぶらこ」「うんとこしょ」「はっけよい」。音のくり返しがある話は、内容が分からなくても最後まで聞けます。3さいにはこれが最優先です。

② こわい場面があるか。鬼・おおかみ・山んばが出る話は、園でこわい話を怖がるお子さまには向きません。同じ「勇気」を伝えるなら、こわい相手が出ない話を選べます。

③ 気持ちを聞ける場面があるか。4さい以降は、読んだあとに「どんな気持ちだったと思う?」と聞ける話が伸びます。答えが合っているかは関係ありません。

3歳におすすめの昔話7選(くり返しが多い・こわくない)

3さいは、話の筋を追うことより、音とリズムを一緒に楽しむ時期です。次の7話は、くり返しの言葉が多く、こわい場面がないものを選びました。すべて全文がむりょうで読めます。

お話くり返しの言葉よみきかせこわい場面
おおきなかぶうんとこしょ、どっこいしょ約7分なし
おむすびころりんおむすびころりん、すっとんとん約7分なし
ねずみのすもうはっけよい、のこった約7分なし
三びきのこぶたふうっ(おおかみの息)約7分なし(だれも食べられません)
赤いめんどりだれか一緒に〜してくれる?約7分なし
ももたろうどんぶらこ、どんぶらこ約7分鬼は出ますが、たたかいません
わらしべ長者わら→とんぼ→みかん→布→馬約7分なし

4〜5歳におすすめの昔話7選(気持ちを考えはじめる時期)

4さいを過ぎると、「どうしてそうしたのかな?」を考えられるようになります。園でお友だちとぶつかることも増える時期なので、けんかや仲直りをあつかった話がよく効きます。

お話考えられること読んだあとに聞ける一言
かめとうさぎ負けても、あきらめないかめさんは、どうして勝てたのかな?
さるとかにずるいことと、仲直りかにさんは、どんな気持ち?
ライオンとネズミ小さくても助けられるひまりが助けられることって何かな?
田舎のねずみと町のねずみ安心できる場所を自分で選ぶどっちのおうちがいい?
きんたろう強さの使い方どうして、こぶしを上げなかったのかな?
こぶとりじいさんまねをしても同じにならない二人の踊り、どこがちがった?
ぶんぶく茶がま失敗しても、やり直せるたぬきさんの得意なことは?

5〜6歳におすすめの昔話6選(別れ・正直さ・さびしさ)

5さいを過ぎると、「かなしい」「さびしい」を自分の言葉で言えるようになります。答えの出ない話も読めるようになる時期です。読んだあとに説明を足しすぎず、感じたことをそのまま受け止めてあげてください。

お話テーマ気をつけたい点
つるのおんがえし約束と、別れのさびしさ読後に一言そえると安心します
かぐや姫会えなくなっても、思いは残るお月見の時期がおすすめ
浦島太郎帰る場所のあたたかさ教訓を足しすぎない
はだかのおうさまみんなとちがっても言える園で合わせがちな子に効きます
羊飼い少年うそと信頼うそをついた直後には読まない
マッチ売りの少女やさしさと、こまっている人昼間に読むほうが向いています

育てたい「こころ」から選ぶ

園で起きたことに合わせて選ぶと、お話がその日の出来事とつながって、記憶に残ります。ひまり姫では38話を5つのこころに分けています。

こころで探したいときは、えほんライブラリのこころフィルターから選べます。

育てたいこころおすすめの話こんな日に
やさしさかさじぞう・びんぼうがみとふくのかみだれかに分けてあげた日
勇気いっすんぼうし・ジャックとまめの木新しいことに挑戦する前の日
思いやりねずみのすもう・ライオンとネズミお友だちが泣いていた日
正直十二支のはじまり・ピノキオ落ちついた日に(うその直後は避ける)
あきらめない心かめとうさぎ・アリとキリギリスかけっこで負けた日

よみきかせは何分がちょうどいい?

ひまり姫の38話は、どれも全文をゆっくり読んで約7分です。寝る前の1話としてちょうどよい長さにしています。

時間がない日は、各ページの「あらすじ」だけを読んであげてください。2分ほどで終わります。次の日に全文を読むと、続きを知っている安心感から、かえって集中して聞けることもあります。

反対に、もっと長く楽しみたい日は、くり返しの言葉のところで一度止めて、お子さまと声を合わせてみてください。同じ7分の話が、10分にも15分にもなります。

よくある質問

3歳に昔話は早すぎませんか?

早すぎません。ただし、筋を理解させようとしないでください。3さいは「どんぶらこ」「うんとこしょ」といった音のくり返しを一緒に言うだけで十分楽しめます。意味は4さい以降についてきます。

こわい昔話は読まないほうがいいですか?

無理に避ける必要はありませんが、こわがりのお子さまには、結末を先に伝えてから読むと安心できます。ひまり姫版では、残酷な場面はすべて省いています。

毎日ちがう話を読んだほうがいいですか?

同じ話をくり返し読むほうが、3〜5さいには向いています。次に何が起きるか分かっている安心感が、言葉を覚える助けになります。飽きたら次の話へ、で十分です。

何話くらい読めば足りますか?

冊数より、毎日の習慣のほうが大切です。1日1話、5〜7分を続けるほうが、まとめて10話読む日より力になります。

全文を無料で読めますか?

はい。ひまり姫の38話は、すべて本文を会員登録なしで最後まで読めます。3Dの絵本をめくって読む「えほんモード」は6ページまで無料で、続きは無料会員登録でひらきます。

動画と絵本、どちらから入るのがいいですか?

文字を読むのがまだ難しいお子さまは、動画から入るのがおすすめです。話を覚えてから絵本を読むと、自分で読んでいる感覚が持てます。

今日の1話を、いますぐ読む

38話すべて、本文は登録なしで最後まで読めます。夜の5分に、どうぞ。

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ひまりスタジオ(Himari Studio)

3〜6さいのお子さまのために、日本と世界の童話を3Dえほん・3Dアニメにしています。YouTube「ひまり姫チャンネル」で公開中。 このチャンネルについて →

更新日:2026-09-02