「ゴルディロックスと三びきのくま」は、森で見つけた家に勝手に入った女の子が、スープを食べ、いすをこわし、ベッドで眠ってしまう世界の名作童話です。ひまり姫版は3〜6さい向けに、最後にゴルディロックスがもどってあやまり、くまたちと友だちになるお話にしています。よみきかせは約7分。全文をこのページで無料で読めます。
「ゴルディロックスと三びきのくま」のあらすじ
金色のかみをした、なんでも見てみたい女の子、ゴルディロックスは、森を歩くのが大好きでした。ある朝、森の中に小さな木の家を見つけます。「こんにちは。だれかいますか?」だれもいません。ドアが少し開いていたので、そっと中に入りました。テーブルには三つのスープ。「これは熱すぎる。これは冷たい。これはちょうどいい。」小さいスープを食べてしまいます。次に三つのいす。ちょうどいいいすでゆらゆらしていると、ぱきっと音がしてこわれてしまいました。二階には三つのベッド。ちょうどいいベッドに寝転ぶと、すぐに眠ってしまいます。そこへ三びきのくまが帰ってきました。「スープが少なくなってる。」「いすがこわれてる。」「ぼくのベッドに、だれかいる。」目をさましたゴルディロックスは、「ごめんなさい」と叫んで逃げ出します。でも走りながら考えて、勇気を出して家にもどり、あやまりました。くまたちはにっこりして「いいよ」と言い、小さなくまは「これからは友だちだね」と手をさしだしました。
| 対象年齢 | 3〜6さい(目安) |
|---|---|
| よみきかせ時間 | 約7分 |
| お話の種類 | 世界の名作 |
| このページの本文 | 会員登録なしで全文むりょう |
ぜんぶ読む:ひまり姫の「ゴルディロックスと三びきのくま」
この下から最後まで、むりょうで読めます。絵をめくって読みたいときは、上の3Dえほんでどうぞ。
むかしむかし、金色のかみをした、なんでも見てみたい女の子がいました。名前はゴルディロックス。森を歩くのが大好きです。
ある朝、ゴルディロックスは花をつんだり、ちょうちょを追いかけたりしていました。すると、森の中に小さな木の家が見えました。「こんにちは。だれかいますか?」でも、だれもいませんでした。ドアが少し開いていたので、そっと中に入りました。
テーブルの上には、三つのスープがありました。「これは熱すぎる。」「これは冷たい。」「うん、これはちょうどいい。」ゴルディロックスは、小さいおわんのスープを、ぺろりと食べてしまいました。
次に、三つのいすを見つけました。「これ、やわらかすぎる。」「これ、かたい。」「あ、これがいい。」ゴルディロックスは、ゆらゆらと足をぶらぶらさせていました。でも、ぱきっと音がして、いすがこわれてしまいました。
ゴルディロックスはびっくりしましたが、「まあいいか」とつぶやきました。そして、きょろきょろと周りを見ました。すると、階段を見つけました。「上にもあるのかな?」
二階には、静かな部屋がありました。ドアをそっと開けます。中には三つのベッドがありました。「これはかたい。」「これはふわふわ。」「ちょうどいい。これがいい。」ゴルディロックスは小さいベッドに寝転んで、すぐに、すやすやと眠ってしまいました。
そのとき、ドアがぎいっと開いて、三びきのくまが帰ってきました。「あれ? スープが少なくなってる。」「いすもこわれてる。」
三びきのくまは、寝室に行きました。「ぼくのベッドに、だれかいる。」
ゴルディロックスは目をさまし、「ご、ごめんなさい!」と叫んで逃げ出しました。
ゴルディロックスは走りながら、つぶやきました。「私、悪いことしちゃった。」それから、勇気を出して、お家にもどりました。「ごめんなさい。勝手に入って、ごはんを食べてしまいました。」
くまたちは、にっこりして「いいよ」と言いました。小さなくまは、手をつないで言いました。「これからは、友だちだね。」それから二人は、森でなかよく遊びました。
ひまり姫は言いました。「静かなお家に知らない人がいたら、ちょっとこわい。」つる先生はうなずきました。「ゴルディロックスも、どきどきしていたと思うよ。」「でも、ごめんなさいって言った。」「そのとき、空気はどうなったかな?」「やわらかくなった。」「だから、使う前に聞くんだね。」
このお話の教訓:人のものは、勝手につかわない。まちがえたら、もどってあやまる。
この話でいちばん大切なのは、勝手に入った場面ではなく、そのあとです。ゴルディロックスは一度逃げますが、走りながら考えて、自分の足でもどってあやまります。3〜6さいのお子さまは、悪いことをしたあと逃げたくなるのがふつうです。だからこそ「もどってあやまったら、どうなったか」を見せる価値があります。読んだあとに「ごめんなさいって言ったあと、どんな空気になった?」と聞いてみてください。
| 場面 | 子どもに伝わること |
|---|---|
| だれもいない家に入る | だれのものか分からないときは、まず聞く |
| スープを食べる | 人のものを勝手につかうと、こまる人がいる |
| いすがこわれる | こわしたことは、かくさない |
| 逃げ出す | こわくて逃げたくなるのは、ふつうのこと |
| もどってあやまる | あやまると、空気がやわらかくなる |
| 友だちになる | ごめんなさいのあとに、新しい関係が生まれる |
何歳から?よみきかせのコツ
- 3さいごろ:「熱すぎる・冷たい・ちょうどいい」のくり返しが大好きな時期です。声色を変えて読むと大喜びします。
- 4〜5さいごろ:いすがこわれる場面で「このあと、どうしたらいい?」と聞いてみてください。
- 5〜6さいごろ:ゴルディロックスが戻る場面で、「もどるの、こわかったと思う?」と聞くと、あやまる勇気の話ができます。
- お友だちのおもちゃを勝手に使ってしまった日に読むと、しかるより早く伝わります。
よくある質問
「ゴルディロックスと三びきのくま」は何歳から読めますか?
ひまり姫版は3さいから楽しめます。「熱すぎる・冷たい・ちょうどいい」のくり返しは、3さいごろがいちばん喜ぶ場面です。
この話の教訓は何ですか?
人のものを勝手につかわないこと、そして、まちがえたらもどってあやまることです。ひまり姫版では、あやまったあとに友だちになる場面まで描いています。
くまはこわくないですか?
こわくありません。おこって追いかける場面はなく、あやまったゴルディロックスを笑顔で迎えます。寝る前にも読めます。
よみきかせにどれくらい時間がかかりますか?
このページの全文をゆっくり読んで、約7分です。くり返しの部分で遊ぶと、もう少し長く楽しめます。
無料で全部読めますか?
はい。このページの本文は、会員登録なしで最後まで無料で読めます。3Dの絵本をめくって読む「えほんモード」は6ページまでが無料で、続きは無料会員登録でひらきます。
動画版はありますか?
あります。ひまり姫チャンネル(YouTube)で3Dアニメ版を公開しています。文字を読むのがまだ難しいお子さまには、動画から入るのもおすすめです。
紙の絵本はありますか?
あります。ひまりスタジオの絵本としてAmazonで販売しています。Kindle Unlimitedに入っている方は0円で読めます。


